ご由緒・沿革・祭り
こちらでは鹿島神社のご由緒・沿革・お祭りについてご案内いたします。
ご神徳(ご利益)
勝運武運 (勝負運向上)
事業開拓発展 (職業隆盛)
開運厄除
家内安全
交通安全
鹿島神社は栃木の県央芳賀郡、歴史と文化の町、陶芸でも世界的に有名な益子町の中心部に鎮座します。
<主祭神>
「武甕槌命」(たけみかづちのみこと)は、神代の昔、天照大御神のご命令によって日本の国を一つにまとめることに成功された神様です。その後、日本中を歩かれて最後に関東地方の開拓と鎮撫に活躍されました。
また、(ひはやひのみこと)・(みかはやひのみこと)と三柱の神様をお祀りしています。
<由緒・沿革>
仁明天皇の承和十二年九月二十八日の創建とされます。大永、永禄年間に宇都宮盛綱、宇都宮広綱などが守護職と称して慶長九年には徳川家康より祭祀料として黒印を付せられ、慶安元年九月に三代将軍徳川家光より社領七石の朱印を賜りました。明治十年には社格村社に加列せられ同十二年に社殿を再建しましたが、大正四年一月に大火に遭い現在の社殿は昭和二年十月四日に再建されました。
<神社の祭礼>
11月15日に賑々しく斎行されます。
春夏秋冬きまざまな祭りが執り行われる中で、最も多くの人々で賑わうのは、7月23日から25日の3日間行われる祇園祭です。初日の23日は、神社より猿田彦を先頭に本社神輿の神幸祭が行われ、祭礼当番町会までの道中を練り歩きます。
翌24日午後1時からは、関東の三大奇祭と呼ばれ、益子町指定の民俗文化財「御神酒頂戴式」が行われます。これは、祭礼当番町会の引き継ぎの儀式ですが、1年365日になぞらえて、三升六合五勺(約六・五リットル)の熱燗を会津塗りの大盃になみなみと注ぎ、これを来年度当番町会(受け当番)は、代表十人で三杯飲まないと引き継ぎが認められません。
酒豪の選出も大変ですが、真夏に熱燗を飲み干すと言う事で立ち合いの宮司や氏子総代、観客まで汗だくとなり、大盃を飲み終えると会場の熱気は最高となります。
二十五日は、各町の山車・屋台の合同運行も行われ、午後十時の御上覧が祭りのクライマックスとなり、神社周辺は老若男女が大勢詰めかけ大賑わいとなります。
<太平神社>
鹿島神社正面の山林には太平神社(たへいじんじゃ)が鎮座しており、境内周辺には約5,000株のアジサイの花が植栽されています。毎年六月二十四日から「あじさい祭り」が開催され、期間中は色とリどりの花が参拝者の目を楽しませてくれます。
6月の大祓式・茅の輪くぐり神事の際、益子焼をはめ込んだ陶板大神輿の渡御もあるので、毎年担ぎ手を募集しています。
お祭り好きの皆様ぜひご参加を!